Mio Continuo

それがいかに私たちの心に親しみ深いものであろうとも、過去の傑作の蘇生のみ
を私たちの仕事としないこと。私たちには私たちの生きている時代の芸術表現で
あり続ける音楽を知らしめる義務があります。と同時に今日の音楽こそ未来を準
備するものであり私たちは若い人たちの音楽を演奏して聴かせるという義務を彼
らに対し持っているのです。なぜなら、画家や彫刻家の作品はいったん完成する
とそのまま存在し始めますが、音楽が存在するためにはそれらが演奏されなけれ
ばならない。そして今日作られる音楽を今私たちが演奏しないなら、いったい誰
がするというのでしょう?もし私たちがそれを自らに課さないなら、それは歴史
に対する義務を裏切ることになるのです。 シャルル・ミュンシュ